江戸川区SI邸。木造住宅外壁改修工事。
サイディングの板締めを行いました。
(
前回の工程はこちらから)
現状、くぎ打ちで留めてありますが、浮いている部分にビスを増し打ちします。
下穴開け → 座彫り → ビス締め
これの繰り返しです。
サイディングは、セメントと補強繊維で形成されています。
それぞれの割合や、補強繊維に何が使用されているかはさまざまですが、
今回のサイディングは、木質系の補強繊維の割合が多く使用されていたのではないかと思います。
サイディングが欠けた部分の小口などを見ると、
木質繊維板のパーティクルボードまではいきませんが、それに似たような木質繊維の断面でした。
表面保護のされていない、サイディングの裏面は水分を吸収しやすいので、
水を吸ってしまった木質繊維の乾燥収縮の繰り返しが、変形に大きく影響している気がしました。
ただ、セメントの割合の多い通常のサイディングよりは断熱性が高いのか、
日当たりのいい面でも、通常のサイディングに比べると熱くなかったです。
個人的な見解ですが。
そんなことを分析しながら、ビスを締めまくっていましたが、
数えてみると、400本打っていました。
次の工程に進めるので、シール工事・塗装工事に入っていきます。
- 2018/09/10(月)
- 江戸川区SI邸-木造住宅外壁改修
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