江戸川区O邸。台所リフォーム工事。
床の解体が終了したところで、床に気になる箇所を発見。
(
前回の工程はこちらから)
大引きと呼ばれる、床の木下地。
こちらが、床下収納を納めるために切りかかれていました。
上記写真は、すでに補強をした後の写真で、
真ん中に横に入っている茶色っぽい太い木材が既存の大引きで、真新しい木が新しく入れた補強材です。
上記写真は真上から見たカット。
結構切りかかれていて、大引きの上に載せている根太と呼ばれる下地が、
少ししか乗せられていなかったので、新しく補強した次第です。
新しく入れた補強材と地面との間に、
最初の写真のように、束石と呼ばれるコンクリートの塊と、束と呼ばれる木材を入れて支えます。
ただ、上記写真の土に注目してください。
足跡がかなり深くついていたり、靴がめり込んでいるのが分かると思います。
この上に、このまま束石を置いても、徐々に沈んできてしまう可能性があったので、土を「突き固める」ことにしました。

「
たこ」。
そう呼ばれている道具です。
先端の重くて固い樹種の木を、力いっぱい地面に落としながら土を固めます。
これを使って土を突いて、固めました。
ちなみにこのたこ、弊社が作ったものです。
突く部分の大きい木は、けやきを使用しています。
予想外のこともクリアし、
これからフローリングを張って、流しを据え付けます。
- 2014/10/28(火)
- 江戸川区O邸-台所リフォーム
-
-