共通の正解は無い



江戸川区H戸建。浴室改修工事。
来の風呂の改修です。




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40年前後経っている住宅にしては、とてもきれいなこのお風呂。
実は1度リフォームをしているようです。
先日、この風呂の裏にある押入れを直したのですが、
その際に、風呂周辺の木部が腐食していることが判明して、今回直すことになりました。
前回の風呂のリフォームの際に、下地の状況が分かっていれば、今回のリフォームはやる必要が無かったと思うのですが、
持ち主様にとっては予想外のことなんだと思います。
リフォームの際は、現地調査を行い計画を練るのですが、その段階でどの程度の想定を行えるかが、とても重要かつ難しいところです。
深読みのし過ぎで費用と時間ばかりかけるのも、発注者・受注者の両者にとって悪ですし、
費用をかけないように簡単に済ませてしまうと、後で2度手間以上の事態になり兼ねない。
その線引きがとても難しいのがリフォームでもあります。

腐食の状況は一部しか見ていないので、
まずは解体をして、施工計画を決めていきたいと思っています。
  1. 2015/05/11(月)
  2. 江戸川区H戸建-在来風呂改修
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夏は「サッパリ」冬は「あったかいんだからぁ♪」




江戸川区H戸建。浴室改修工事。
体工事が始まりました。






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来工法は、タイルや塗装などで仕上げられたお風呂のことで、
築年数が経っている建物によく見られ、床や壁にモルタル下地の上にタイルというのが一般的です。
ゆえに、壊すのが結構大変です。出るゴミが重いです。






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なりすっ飛ばしましたが、解体が完了。
その間、職人さんは玄翁やバールを振り回し、私はゴミをトラックへ運び込み。
腐食・劣化状況はというと、結構進行していました。
上記写真を見て頂くとわかりますが、
基礎の上に流れている土台と呼ばれる木材が、ないです。







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いというと語弊が生じます。正しくは「無いと同然」です。
上記写真が特に腐食がひどかった箇所。
風呂の水の漏水とシロアリ、両方の被害があり、躯体としての本来の能力を期待できない状態です。
こういった箇所は、新しく入れ替えますので撤去します。
その撤去後が、上記の解体後の全景の状態です。







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室入口も撤去しました。
入口の下部は、在来風呂のウィークポイントの一つで、劣化・腐食の事例が多く存在する箇所です。
この現場も例外ではなく、水を多く含んだ木材の為か、シロアリにきれいに喰われていました。

その他、色々と解体後は把握しました。その状況を踏まえて、施工方法を検討していきます。





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られていたタイルです。
私が見たところ、印刷ではなく手書きっぽい感じ。
「湯に浸かる」という文化がある日本人にとっての風呂は、ただ単に体を綺麗にするという行為ではなく、
そこに何か付加価値があるんだと思います。
「一日の疲れを癒す」という言葉の存在や、温泉の不動の人気ぶりからも伺えますが、
「日課」でありながら、「娯楽や癒し」。
上記写真のような、一住宅レベルの風呂にまで及ぶ、「小さな遊びごごろ」がその事実を感じさせます。
こういう文化は大切にしていきたいですね。
  1. 2015/05/13(水)
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在来風呂復旧中です




江戸川区H戸建。浴室改修工事。
体後の復旧工事が進んでいます。



前回の工程はこちらから








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地の施工途中経過。
文字が書いてある白い紙の上に打ってある板が下地なのですが、壁・天井には最終的にバスパネルを施工します。
前回の解体後から、ここまで来るのに、結構時間がかかりました。

次は、床下地になる土間を施工します。
  1. 2015/05/18(月)
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浴槽「据え置き」




江戸川区H戸建。浴室改修工事。
槽の設置と土間打ちを行いました。


前回の工程はこちらから







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前設置されていた浴槽を再利用しています。
高さや水平を合わせて据え置き、廻りの下地や防水処理をします。








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い場部分の土間コンクリートを打つ前のカット。
壁にピンクや緑のテープがありますが、あれは高さの印で、テープの下端まで土間コンクリートを打設します。








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水溝が水下になるように、少し勾配をつけています。
土間コンクリート打設の次は、この上にお風呂用のシートを施工します。

土間コンクリートの乾きを待って、次の工程に入ります。


  1. 2015/05/22(金)
  2. 江戸川区H戸建-在来風呂改修
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先入観で施工方法を1つ失っていたようです




江戸川区H戸建。浴室改修工事。
来風呂の仕上げ工事が進んでいます。

前回の工程はこちらから








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は、浴室用のシート張り。壁は浴室用のパネル張りです。
接着剤やコーキングで納める工法で、特に材料の端部には多くの接着剤を充填するようになっていました。

今は、お風呂といえばユニットバスが主流で、工法としてはあまり接着剤を多用しないような工法です。
お風呂のような温度差が発生しやすい環境下の水廻りを、今回のように接着剤で納めるのは少し抵抗があったのですが、
少しアリかなと施工を見て思いました。

メンテナンスや手間などのメリットもあり、私も住宅の風呂であればユニットバス派ではあるのですが、
個性を出すには確実に在来風呂の方が強いですし、費用的にもある程度自分でできそうでした。
時間と、浴室に個性を出す気持ち的な余力があれば、やってみたいと思いました。

次は天井のパネルを張り、完成です。
  1. 2015/05/26(火)
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